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Last updated: Sep. 08, 2016

榊原研究室では、重い電子系の磁性や超伝導、四重極転移など、低い特性温度を有する物質系の磁気物性について研究しています。 実験環境として低温は0.02 Kまで、磁場は最高17テスラという極限環境の下で 磁化や比熱、熱膨張などの物性を測定しています。 また、装置の開発などにも積極的に取り組んでいます。

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榊原研究室

◆◆ News ◆◆

2016年9月13日(土)-16日(火)に金沢大学で開催される日本物理学会2016年秋季大会に当研究室のメンバーが参加します。

PDのYue Sunさんが新たにメンバーに加わりました。(2016.9.1)

CeCu2Si2の極低温比熱・磁化測定に関する論文がPhys. Rev. B 94, 054514 (2016)に掲載されました。(2016.8.19)

重い電子系超伝導体の磁場角度分解比熱測定に関するレビュー論文がRep. Prog. Phys. 79, 094002 (2016)に掲載されました。(2016.8.2)

2016年7月21日(木)に行われた物性研ボーリング大会に「榊原タイガース」として参加しました。橘高助教が個人男子の部1位、団体の部は8位と健闘しました。

UPd2Al3の回転磁場中比熱測定に関する論文がPhys. Rev. Lett. 117, 037001 (2016)に掲載され、Editors' Suggestionに選ばれました。(2016.7.12)

2016年5月8日(日)-13日(金)に中国・杭州で開催された国際会議Strongly Correlated Electron Systems 2016で橘高(助教)が発表を行いました。

PDの清水さんが東北大学に転出されました。(2016.4.1)

URu2Si2の回転磁場中比熱測定に関する論文Editors' Choiceに選ばれました。(2016.2.15)




◆◆ Recent topics ◆◆

【 2016年8月 】 CeCu2Si2の超伝導ギャップ構造と磁場中対破壊効果
2014年にPhys. Rev. Lett.誌に掲載された論文d波超伝導体の有力候補CeCu2Si2が予想に反してフルギャップ伝導体であること、および磁場中で比熱と磁化に異常を伴う対破壊効果が起きていることを報告しました。こうしたCeCu2Si2の超伝導をより深く理解するために極低温比熱・磁化の温度・磁場・磁場方位依存性を詳しく調べた結果、比熱と磁化の磁場中異常はいずれの磁場方位でも熱力学的関係式を満たしながら低温高磁場領域で発現していることを確認し、超伝導状態の異常であることを明確にしました。また超伝導ギャップ構造に関して、ab面とac面のいずれの回転磁場中でもギャップ異方性を示唆する比熱異常は観測されず、超伝導ギャップにノードがないことを支持する結果を新たに報告しました。これまでCeCu2Si2ではゼロ磁場における比熱と核磁気緩和率1/T1が温度のべき乗に比例してみえることからギャップにラインノードを持つ超伝導が有力視されてきましたが、多バンド模型を用いればフルギャップでも実験結果を比較的良く再現できることを示しました。 本論文はPhysical Review B誌に掲載されました。 ⇒ 詳細はこちら
2016年8月のTopicsの図1
【 2016年8月 】 重い電子系超伝導体の磁場角度分解比熱
"Angle-resolved heat capacity of heavy fermion superconductors"というタイトルで、磁場角度分解比熱測定から重い電子系超伝導体の主にギャップ対称性を研究した成果をreview論文にまとめました。本論文にはT. Sakakibara et al., J. Phys. Soc. Jpn. 76, 051004 (2007)の出版後から2015年までに得られた成果がまとめられています。本論文はReports on Progress in Physics誌のReport on Progressとして掲載されました。 ⇒ 詳細はこちら
2016年8月のTopicsの図1
【 2016年7月 】 磁場角度分解比熱の全方位測定から明らかにしたUPd2Al3の超伝導ギャップ構造
磁場角度分解比熱測定はバルク超伝導体のギャップ構造を決める上で極めて有用な研究手法です。今回我々は反強磁性超伝導体UPd2Al3の磁場角度分解比熱が、ab面内では目立った振動を見せない一方でac面内では2回対称の振動を示し、その振動が磁場の上昇に伴い肩・ハンプとその構造を変えながら高磁場で異方性を反転させることを見出しました。この一連の比熱振動の磁場変化は、ギャップに水平ラインノードを仮定した数値計算結果と極めて良く一致することが判明し、水平ラインノードを持つ超伝導体に典型的な特徴であることが分かりました。本研究は、対形成メカニズムを解く鍵となるUPd2Al3のギャップ構造を明らかにしただけでなく、これまでに報告例が少なかった磁場角度分解比熱測定による水平ラインノードの検証方法を確立した点でも重要です。本研究成果をまとめた論文はPhysical Review Letters誌に掲載されEditors' suggestionに選ばれました。 ⇒ 詳細はこちら
2016年7月のTopicsの図1



◆◆ What's New ◆◆

2016.09.08
発表リストのページを更新しました。
2016.09.01
メンバーのページを更新しました。
2016.08.22
論文リストのページを更新しました。
2016.08.04
論文リストのページを更新しました。
2016.07.12
論文リストのページを更新しました。
2016.05.27
論文リストのページを更新しました。
2016.05.18
発表リストのページを更新しました。
2016.04.18
Group Photoのページを更新しました。
2016.04.01
メンバーのページを更新しました。



≪所在地≫
〒277-8581
千葉県柏市柏の葉 5-1-5
東京大学物性研究所

≪連絡先≫
榊原教授(4階A473b) 04-7136-3245
研究室スタッフ(4階A469) 04-7136-3246
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