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Last updated: May. 27, 2016

榊原研究室では、重い電子系の磁性や超伝導、四重極転移など、低い特性温度を有する物質系の磁気物性について研究しています。 実験環境として低温は0.02 Kまで、磁場は最高17テスラという極限環境の下で 磁化や比熱、熱膨張などの物性を測定しています。 また、装置の開発などにも積極的に取り組んでいます。

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榊原研究室

◆◆ News ◆◆

2016年5月8日(日)-13日(金)に中国・杭州で開催された国際会議Strongly Correlated Electron Systems 2016で橘高(助教)が発表を行いました。

PDの清水さんが東北大学に転出されました。(2016.4.1)

URu2Si2の回転磁場中比熱測定に関する論文Editors' Choiceに選ばれました。(2016.2.15)

URu2Si2の回転磁場中比熱測定に関する論文がJ. Phys. Soc. Jpn. 85, 033704 (2016)に掲載されました。(2016.2.5)

2016年3月19日(土)-22日(火)に東北学院大学で開催される日本物理学会第71回年秋季大会に当研究室のメンバーが参加します。

榊原研では博士後期課程進学希望者を歓迎いたします。興味をもたれた方はお気軽にご連絡ください

2015年9月16日(水)-19日(土)に関西大学で開催される日本物理学会2015年秋季大会に当研究室のメンバーが参加します。

2015年7月5日(日)-10日(金)にスペイン・バルセロナで開催される国際会議ICM2015で橘高(助教)、三田村(助教)、清水(PD)、河野(D2)が発表を行います。

2015年5月23日(土)に東京大学物性研究所大学院進学ガイダンスが開催されます。興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

UBe13の回転磁場中比熱測定に関する論文がPhys. Rev. Lett. 114, 147002 (2015)に掲載されました。(2015.4.7)

新D1の中村くんが新たにメンバーに加わりました。(2015.4.1)




◆◆ Recent topics ◆◆

【 2016年2月 】 カイラルd波超伝導体の有力候補URu2Si2の超伝導ギャップ構造を決定
URu2Si2は17.5 Kで「隠れた秩序」と呼ばれる奇妙な相転移を起こし、さらに低温の1.4 Kで超伝導状態に転移します。謎めいた「隠れた秩序相」の中でいかに超伝導が発現したのか、その難問に迫る上で超伝導ギャップ対称性の解明は極めて重要です。先行研究で大変珍しいカイラルd波超伝導の可能性が提案されましたが、一見矛盾する実験結果も報告されており確定には至っていません。そこで我々は非常に高純度なURu2Si2単結晶試料を用いて比熱の温度・磁場・磁場方位依存性を極低温まで精密に測定し、超伝導ギャップにおけるノード構造を詳細に調べました。その結果、ラインノードを持つ超伝導体に特有の比熱の温度・磁場依存性に加えてac面内回転磁場中で肩構造を伴う特異な磁場方位依存性を見出し、それらがカイラルd波超伝導体に特徴的な振る舞いであることを微視的理論計算から明らかにしました。これらの結果は、URu2Si2がカイラルd波超伝導体であることを決定づけるものであり、本研究成果をまとめた論文はJournal of the Physical Society of Japan誌に掲載されEditors' Choiceに選ばれました。 ⇒ 詳細はこちら
2016年2月のTopicsの図1
【 2015年4月 】 角度分解磁場中比熱測定から見たUBe13の超伝導ギャップ構造と重い電子状態
超伝導ギャップは電子対の形成メカニズムと密接に関係するため、そのギャップ構造の解明が超伝導研究における重要課題の1つになっています。最近我々は、角度分解磁場中比熱を注意深く測定することによって重い電子系超伝導体CeCu2Si2のギャップ構造がこれまでの予想に反してフルギャップになっていることを明らかにしました。今回、同様の手法で重い電子系超伝導体UBe13のギャップ異方性を調べたところ、UBe13でもフェルミ面上にギャップノードを持たないフルギャップ超伝導状態が実現していることを突き止めました。強い電子間斥力の働く重い電子系では稀と考えられてきたフルギャップ超伝導状態がCeCu2Si2とUBe13において相次いで見出されたことにより、重い電子系超伝導の研究に新たな展開がもたらされることが期待されます。また、UBe13の常伝導状態で観測される非フェルミ液体的振る舞いについても、そのメカニズム解明の鍵となる興味深い比熱の磁場・磁場方位依存性を見出しました。本研究成果をまとめた論文はPhysical Review Letters誌に掲載されました。 ⇒ 詳細はこちら
2015年4月のTopicsの図1
【 2015年1月 】 スピン1/2一次元鎖ハイゼンベルク反強磁性体CuPzNにおける磁化の量子臨界的振る舞い
スピン1/2一次元鎖ハイゼンベルク反強磁性体は一次元特有の強い量子ゆらぎから現れる朝永ラッティンジャー液体(TLL)と呼ばれる基底状態の特異性や、理論的に厳密解が得られるモデルであることから、実験と理論の両面から広く研究が行われています。 このモデルでは飽和磁場においてTLLから飽和状態への一種の量子相転移が起こると考えられますが、一次元性の高い物質として知られるものの多くは飽和磁場が100 T程度の強磁場で、その磁化測定による量子臨界的な振る舞いの詳細な検証は困難でした。今回、一次元鎖物質の一つであるCuPzNの純良単結晶試料を用いて、キャパシタンス式ファラデー法による高精度な磁化測定を14.7 T、80 mKという高磁場極低温まで行いました。CuPzNの飽和磁場は14 T程度と比較的小さく、今回の測定によって飽和磁場近傍の磁化の量子臨界的振る舞いについて理論との定量的比較を行うことに成功しました。本研究成果をまとめた論文はPhysical Review Letters誌に掲載されました。 ⇒ 詳細はこちら
2015年1月のTopics図2



◆◆ What's New ◆◆

2016.05.27
論文リストのページを更新しました。
2016.05.18
発表リストのページを更新しました。
2016.04.18
Group Photoのページを更新しました。
2016.04.01
メンバーのページを更新しました。
2016.02.26
論文リスト発表リストのページを更新しました。
2016.02.26
論文リストのページを更新しました。
2016.02.15
論文リストのページを更新しました。
2016.02.10
論文リストのページを更新しました。
2016.02.05
論文リストのページを更新しました。
2016.01.27
発表リストのページを更新しました。
2016.01.05
写真集のページを更新しました。
2015.11.19
論文リストのページを更新しました。



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